ジャッポンのスピードスター
かっぱ食堂の常連さんにスプリントの記録を越されてしまった!
私の 30:30 という記録は自分にとってもあまりに高すぎる壁だったのですが、まさか1秒弱後ろにいた彼にざくっと越されるとは・・・
悔しいから10分くらいスプリントをしましたが、9月からほとんどテトリスをやってこなかった自分が31秒を切るなどという大それた行為を成せるわけもなく。
諦めた。
諦めは肝心だ!
よくよく考えてみれば、30秒ちょいのタイムアタックで一気に1秒も短縮するのは明らかにおかしい。
マリオ6416枚RTAで15分の人がある日突然30秒縮めるようなもんです。
そんな化け物と私が同じ戦場に立って競い合うという行為自体が破綻している。
勘違いも甚だしい
フカくじら、貴様は自惚れていることを自覚したほうがいい
もともと、水城セリカさんといえばすごい速さで積みまくるスピードプレイヤーでした。
タイムアタックの舞台に立てばたちまちランキングの裏側に立つ30秒切り軍団の一員として暗躍し、テトリス界隈の風紀と秩序を守り続けていました。
ですが、それよりも取り上げるべきは対戦中のセリカさんです。
私の経験上、速度にかまけて対戦する人はガンガン攻撃しまくる戦術を取っていたのですが、
なぜかあの人は固い!
いくら攻撃しても全然倒せなくて、気がつけば攻守逆転してたり・・・
速度ありきの堅実なプレイは、誰しもが認める確固たる実力を証明し続けました。
しかし、彼の身になにがあったのか、ある日突然姿を消します。
風紀と秩序の取り締まり役を失ったテトリス界隈は、その日から歪んでいきます。
ある者は大会に参加しておきながら試合放棄し、
ある者はお世辞にも身の丈に合っているとは言えない200勝企画を放棄し、
ある者は数えるだけ企画をうんたら勝企画と称して催し、
またある者は別のオンラインゲームにハマるなどというテト勢にあるまじき失態を犯した。
理解あるチーム英雄ズと言えども、ドラクエ10にハマって放送をしなくなるような人を許すわけにはいきませんでした。
平和のためにも、我々チーム英雄ズはある日、KG2525討伐作戦を決行します。
しかし、暗黒面に堕ちたKG2525を討つのに、我々ではあまりにも力不足でした。
とうとうKG2525の暴走を止めることはできませんでした。
私は、とても悔しい。CURUSさんがいなければ自分たちはこんなにもちっぽけなのだと。
自分だけでは何も成すことのできない、弱くて愚かな生き物なのだと。
あの日以来、チーム英雄ズが秩序のために戦うことはなくなりました。
しかし、神は私たちを見捨てはしませんでした。くり坊が帰ってきたのです。
「この世界が失いかけていた希望を取り戻すことができるかもしれない」
元気に振舞う彼を見た誰しもが、そんな期待を持っていたことでしょう。
しかし、そこに立ちあった医者が、現状がいかに絶望的かに、気付いてしまいます
そう、彼は既に右腕を失っていたのです。
クリアーさん無くして今の平和な世界は有りえなかった
私は、この日を思い出すたびに、彼が失った右腕を見るたびに、そんなことを考えます。
骨折したのでやむをえなかったと話していますが・・・本当はどうなのでしょうか。
実は、前々から不審な動きはありました。
カレーにジャガイモを入れなかったり、放送中に居眠りを始めたり、
人として、そんなことをしていいのかと思えるようなことが、最近起こりすぎていたのです。
「彼は、実は何かを隠しているのでは・・・?」
そんな疑問を、今日、彼自身が私に教えてくれました。
そう、 clear_tbが 30:08 を叩き出した のです。
今日、私はついに彼は本当は右腕を失っていないことに気付きました。
しかし、なぜ右腕を失ったなどという嘘をついているのかまでは分かりません。
これまでに彼が築いてきた功績は、他の誰かに真似できるものではなかったでしょう。
しかし、それらの行為には裏があるのでは・・・?
彼を曇りなき眼差しで判断する必要があると、私は考えています。
皆さんも、不審な働きかけには細心の注意を払ってみてください。
ちょっとしたきっかけが、大きな過ちを食い止める鍵となるのです。