野ボール

 思い出です!相変わらず長文になります

 

 

 

 野球を始めたのは小学1年生からでした。関東の中でも比較的田舎で育ってきたのもあり、地元の人とのつながりがとても強かったので、興味があった地域の少年野球に入ることにしました。野球が好きな家族だった、ということもあります。自分の体は右翼に置き、背中には24番を背負っていました。

 

 野球に対して興味を示すようになったのは、小学校に入る前に東京ドームへと巨人戦を見に行ったことがきっかけでした。兄弟とやるパワプロで得た知識しかありませんでしたが、高橋由伸という選手が放ったホームランに強く惹かれたことを今も鮮明に覚えております。むしろ、それ以外に覚えていることと言えばドームから出るとき物凄い風に襲われることくらいなものですが・・・。

 日が暮れるまでかくれんぼをしたり、蟻に噛まれて泣いたり。家にいる間は家族が楽しそうにやっていたゲームを釘付けに見ていたり、アニメを見ていたり。目的のない人生(当時、そのことに対して疑問はなかった)でしたが、観戦に行ったその日を境に、地上波に乗っている巨人戦の中継がこの時点で私の唯一の目的となりました。ついでにパワプロも好きになりました。

 

 少年野球はお世辞にも強いとは言えませんでしたが、とても楽しく練習を続けられました。身長が低かったり、とてもびびりだったのもあってか、守備位置はとりあえず外野にされました。当時から高橋選手には強い憧れを抱いていたので、胸が張り裂ける思いでした。また、無理を承知で「24番がほしい」と頼んだところ、快諾してくださいました。胸が張り裂けました。

 最初は岩のように硬いあの球がものすごい速さで飛んでくるのが怖くて怖くて、キャッチボールすらままなりませんでした。ゴロの捕球から始まり、徐々に徐々に球の高さを上げていくと、進級するくらいでようやく楽しくキャッチボールができるようになりました。

 また、岩のように硬いあの球がものすごい速さで飛んでくるので、バットにボールが当たることもありませんでした。進級しても当たりませんでした。ちなみに、今もなかなかバットに当てられません・・・怖すぎる・・・。

 少年野球を始めた頃が、ちょうど松井選手・清原選手・高橋選手ら(MKT砲と呼ばれてたらしい)がいた頃でした。たぶん巨人の人気最盛期だった時代です。ここに打順が回る度に点が入る様はまさに圧巻で、より惹かれる大きな要因でもありました(とはいっても、興味の9割くらいは高橋選手に向いていたのですが)。弱弱しい体をしていた私は言うまでもなく弱肩だったので、ブラウン管の向こう側にいる高橋選手の力強く精細な送球には強い憧れを抱いていました。

 

 私が2年生に進級する時期に、どうやら長嶋監督は引退し巨人の監督は原さんとなったようです。ちなみに、長嶋さんの大ファンだった母は、これを機に野球を見なくなりました。ちなみに、初めて東京ドームへ観戦に行った目的はそこにあります。

 週末の2日間に行われる練習の中で、ついにフライを捕れる日がきました。この日から、それまではできるだけ避けていた守備練習が急速に楽しくなりました。初めてのフライ捕球は最高に気持ちよかったです!

 この年に、高橋選手が怪我をするんですよね・・・。1999年にも怪我をしていたようですが、直接見るのは初めてのことで、あのころの生活には替え難い苦しみがありました。ブラウン管の向こう側に高橋選手がいないのは、とても恐ろしいことです。

 

 高橋選手が東京ドームに戻りシーズンが終わると、松井選手がメジャーへと飛び立ちました。あまり実感はありませんでしたが、当時の雰囲気はその事実を伝えるのに十分な奇妙さを持っていたように思います。

 できない打撃よりもできる守備が好きだった私は、3年生に進級したこの年には先輩に引けを取らない肩を持っていたと思います。今、体力測定で算出された肩力は中の中の中くらいでしたが・・・悔しいが・・・。狭いグラウンドですら中継まで運ぶので精一杯でしたが、バックホームが届くくらいになりました。着実に進歩している実感がそこにはあり、週末の練習の中には感動が伴っていました。

 なお、打撃は相変わらずだったので、私は最後まで練習試合にしか出られませんでした。それでも、24番を背負って右翼を踏みしめることに私は十二分に満足していました。もちろん精一杯取り組みはしますが、正直、試合に勝てるかどうかなんて二の次でした。そこが私の限界でした。

 

 小学4年生。複雑に入り乱れ、目まぐるしく変わる私の身の周りの環境は、やがて強く私に干渉し、横浜に引っ越すことを余儀なくされます。紆余曲折ありました。人生の中で最も駄目な1年となりましょう、引っ越しを機に、野球をすることも、見ることもなくなりました。

 

 それからは、パワプロをきっかけに見たり見なかったり、たまに見る高橋選手の怪我のニュースに恐怖し、最近では一塁コンバートが衝撃そのものでした。野球を見ないことに対する後悔はありましたが、それを凌駕する心理がありました。

 野球をする気はあんまり起きなかったので、転校先の小学校では陸上クラブに、中学校ではサッカー部に入りました。自由気ままにできていたそれまでとは違い、上下関係がはっきりと存在していたサッカー部はストレスの源でしかありませんでしたが、受験シーズンまで我慢できました。言い訳になりますが、そんなことがあって高校で部活をする気は起きませんでした。

 

 

 

 そうしているからこそ、あまり活躍できていない高橋選手を見るのが複雑で、今日、ついに走塁の過程で肉離れを起こしてしまう彼を見てしまいました。今年一番愕然としました。せっかくまた野球を見ることにして間もないのに、上がり調子で打てるようになってきていたのに、せっかくスタメンで入る高橋選手を見ることができているのに、せっかく今シーズン初ヒットを打つことができたのに、それを見ることができたのに、この仕打ちはあんまりです・・・。涙が耐えられません。このまま引退してしまわぬよう、祈るばかりです。

 

 私にとっての高橋由伸選手という存在は、完全に傑出した存在なのです。私の野球観の原点には、必ず彼が存在しています。異常かもしれませんが、私のような野球の楽しみ方をした人は、案外大勢といるように思っています。

 

 

 

 ☆申し訳程度に今日の野良部屋

 

  1.対戦の結果

 試合数 41

 勝利数 28

 勝率 68.3%

 LPM 49.54

 APM 72.36

 効率 1.46

 TETRIS 6.99

 T-SPIN 7.58

 平均試合時間 87秒

 

  2.対戦の感想

 強い人とたくさん対戦できたのですが、置きミスが絶えず発生していたようです。ああいった優れた環境を最大限活用することができれば、効率よく技術向上に役立てると思うのですが、不甲斐なさを嘆くばかりです。

 

  3.対戦の考察

 自他ともに置きミスが多かったように感じます。その環境はたぶん何も生み出さないので、早々に見切りをつけましょう。

 

 

 

【☆申し訳程度に動画】

 とりあえずドンキーきいときゃいいみたいな風潮あるよね(概ね正しい)

 タダでブラウン管テレビが手に入りそうなので、それが手に入り次第ドンキーリターンズっていうの買おうと思っています。

 

WiiUがほちぃ?

①ほちぃ

②ほちくない

どっちなんかなぁ⤴

 

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 3月が終わったら実質10月みたいなもんだからWiiU誕生日プレゼントでください もちろんプレミアムセットで!

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